鳥取中央ロータリークラブで、硬性憲法についてスピーチしました。
ロータリークラブでは「卓話」と呼ばれていますが、
毎回の例会で、会員やゲストスピーカーがスピーチします。
今回は、会員卓話ということで、スピーチする機会をいただきました。
7月の参議院選挙において、
憲法96条の改正が、争点の一つとして取り上げられようとしています。
憲法96条が、どうして厳格な改正要件を定めているのか、
どうして日本国憲法が硬性憲法となっているのか、
その意味を皆さんに知っていただきたいと思いました。
憲法96条の改正は、平和憲法の是非にかかわるだけの問題ではありません。
いわば、憲法の心臓部分を取り替えようとしているわけですから、
国民にとっては慎重な判断が必要になります。
たんに古いから変えよう!というレベルの議論では済みません。
憲法の意義をきちんと知った上で、適切な判断を行うことが求められています。