すべての少年事件に弁護士の国選付添人が選任されるよう、
日弁連をはじめ各地の弁護士会では立法活動をしています。
鳥取県子どもの権利委員会では、
この立法活動の一環として、
このたび鳥取少年友の会の皆さんと
少年付添人活動についての意見交換会を開きました。
鳥取少年友の会の活動をご紹介いただき、
いくつかの事例紹介を通じて、
弁護士付添人と少年友の会との協同付添活動をめぐる
今後の課題について意見を交わしました。
保護者の保護機能が十分でない非行少年について、
鳥取少年友の会の皆さんが付添人として親代わりとなり、
少年の更生に熱心に取り組んでいることを知りました。
今後、弁護士付添人が付く事案が増えると予想しますが、
より充実した付添人活動を実現するには、
少年友の会の皆さんと環境調整に必要な情報を共有し、
少年の処遇に関して積極的に意見交換することが重要だと思いました。
家庭裁判所調査官と、少年友の会の付添人、そして弁護士付添人が、
少年の更生のために何が必要なのかを十分に協議した上で三位一体となって
少年審判に臨めるような体制づくりが必要だと考えます。
今後も、このような意見交換会を続けていきたいと思います。
写真がないと寂しいということなので、
何の脈絡もないですが、うちの猫の写真を載せてみました。