鳥取県税務課の税外債権管理研修会に講師として参加しました。
今年度3回目の同研修会となります。
今回は時効管理、相続、休眠会社に対する債権管理について、実務的な解説をいたしました。
時効の援用や更新に関しましては、保証債務との関係で、やや整理が必要となる論点があります。
相対効、付従性、信義則という3つのベクトルで整理することを、お伝えしました。
また、信義則が適用される場面では、個々の事案によって結論が変わりうることをご理解いただいたと思います。
今回も、県内自治体の税務職員および債権管理担当職員の皆様にたくさんお集まりいただき、熱心に受講していただきました。
本研修会の開催にご尽力いただき、また講師としてお招きいただいたことに、深く感謝を申し上げます。