鳥取大学の藤田安一教授の最終講義が鳥取大学で開催され、出席させて頂いた。
先生とは、仕事を通じて何かとお世話になっているが、本当に多方面で活躍されている先生である。
本日の最終講義に接して、先生の多種多様な活動が、一つの大きな幹に支えられていることを実感した。
河上肇の「貧乏物語」を契機として経済学者としての本格的な歩を始められ、悲劇の大臣高橋是清の高橋財政に関する研究からスタート。
先生の知の実践は、このバックボーンに貫かれている。
その一貫性と一つ一つの活動の有機的結合に触れ、改めて先生の偉大さを痛感した。
はつらつとした表情と颯爽とした佇まい。
藤田節の名調子であっという間に時間が過ぎた。
最終講義の90分間の時を同じく過ごせたことを幸せに思う。
先生、これからもよろしくお願いします。