令和５年８月１５日、台風７号の影響で鳥取県に線状降水帯が発生し、大雨特別警報が出される事態となりました。佐治で６００㍉を越える雨、平年の８月１か月分の３倍を超える総雨量となったそうです。テレビに映し出される千代川の映像を見て、私はただ「氾濫しないでくれ」と祈ることしかできませんでした。もしも千代川が氾濫すれば、被害は大きく拡大してしまったことと思います。私は、大雨の前に無力でしたが、私たちの知らないところで、平時の際、それから大雨が降り始めてから川が氾濫しないようよう懸命に作業された方がいたのだと思います。想像することしか出来ませんが、本当に、命がけの作業だったのではないでしょうか。多くの川が氾濫せずに済んだのは「運が良かったから」ではなく、「氾濫させないために尽力された多くの方の仕事があったから」だと思います。多くの市民の命と財産を守ってくれたことに感謝申し上げます。
さて、鳥取県弁護士会は、この度の台風７号について、鳥取県内の被災者のための弁護士による無料電話法律相談を下記日程で実施します。相談料無料ですのでお気軽にお電話ください。
【実施期間】令和５年９月４日（月）～９月２５日（月）
月、水、金 午前１０時～午後０時３０分 火、木 午後２時～午後４時３０分
フリーダイヤル ０１２０－０２－４０１１
先日８月２６日（土）、災害ボランティアに参加してきました。作業を行ったのは民家の裏庭に流入した土砂の撤去作業で、私は、５年前に起きた西日本豪雨の災害ボランティアで真備町に行きましたが、それ以来の災害ボランティア活動でした。とにかく暑い中での作業でしたので、熱中症に気をつけながらの作業となりましたが、梨農家さんの裏庭の作業だったこともあり、途中、美味しい新甘泉の差入れがあり、お土産に二十世紀梨まで頂戴してしまいました。私がお手伝いできたことはほんの少しでしたが、被災者の方の生活再建の一助となったのであれば、とても幸せに思います。
被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。