７月２５日，兵庫県弁護士会姫路支部刑事弁護委員会が主となり刑事事件の法廷傍聴会を開催しました。
募集開始後すぐに定員に達する関心の高い行事で，幅広い方々にご参加いただきました。
我々弁護士としては当然のような法廷でのやり取りも，普段裁判傍聴等をされたことがない方からすれば，違和感があったり，疑問に思うことが多数おありのようでした。
情状証人として証言された方の評価として，厳しい見方をされたり，同情的な見方をされたり，参加者によりまちまちだったのが印象的でした。
裁判員裁判が定着している現在において，刑事事件で弁護人を務める立場である我々弁護士は一般市民の方の裁判を見る感覚を意識することも大切です。
ちなみに，このような傍聴会でなくとも，裁判の公開は憲法により保障された制度ですので，どのような方でも自由に傍聴することができます。
来年以降も同様の行事があると思いますので，ご興味のある方はぜひご参加ください。