12月に入り,冬らしい寒さになってきました。
9月28日,11月7日に三木市の2つの中学校で「いじめ防止授業」の講師を務めました。
兵庫県弁護士会子どもの権利委員会が行う企画の一環で,応募いただいた学校に弁護士が講師として授業をおこなうというもので,私も手を挙げ参加させていただきました。
中学校という場所自体久しぶりで,生徒さんの日常を見ると懐かしく感じました。
いじめは,昔から子ども,その家族及び学校などを悩ませる重大な問題として取り上げられてきました。
ニュースでもいじめの問題,事件がたびたび取り上げられているのは皆さんご存知かと思います。
近年,「いじめ防止対策推進法」が制定され,より一層の対策がなされつつあります。
授業では,いじめがあると,いじめる側,いじめられる側,その関係者には何の利益もなく不利益しかないということを理解してもらうということに力を入れました。
スマホなどの普及で,いじめの態様は多様化してきていると考えられますが,本質は従来のものと同じです。
学校の教壇に立ち,授業をするという慣れない環境のもと,どこまで生徒さんのこころに残る話ができたか分かりませんが,少しでも,生徒さんが「いじめはよくない!」と思うきっかけになれたとすれば幸いです。
とても意義のある活動なので,今後も積極的に参加していきたいと思います。